テレビのゴルフ中継や、ゴルフ場でゴルフウェアを上手に着こなしているプロゴルファーや同伴競技者が目を引きますが、 自分もセンス良く お洒落にゴルフウェアを上手に着こなしたいと考える人は少なくないと思ます。
ゴルフウェアだから普段はし難い色使いなカラーコーディネートや普段のファッションとはちょっと違うファッションをしてみたい、今日こそベストスコア更新だ!というテンションを上げる。 そんな着こなしをしてみたい。
という方に向けてメンズゴルフウェアのカラーコーデのポイントをお伝えいたします。
メンズのゴルフウェアの着こなしにおいて着心地や機能は絶対条件ですが、それとは別に、最も大切なことの1つとして色の組み合わせがあります。
色は見る人に対して様々な印象を与える力を持っています。赤や青など、彩りのある色を有彩色といい。 白や黒、グレーを無彩色といいます。
有彩色は、赤 黄赤 黄 黄緑 緑 青緑 青 青紫 紫 赤紫。
無彩色は白、黒、グレーの3種。
さらに色の中にはトーン(色調)と呼ばれる、色合いから連想されるイメージがあります。
例えば赤系・オレンジ系・黄色系などを暖色といい、青系を寒色と言います。
華やかさやスポーティーさを出したい時に有効なテクニックの1つがコントラストのはっきりした配色にすることです。
例えば、白のパンツにレッド等の濃い目の有彩色をトップスに持ってくると、もっとも華やか感じになります。
ライトブルーやピンクのような有彩色でもコントラストを多少下げても良いですし、無彩色でも、黒とライトグレーのように コントラストを大きくすれば 華やかさを同様に出すことは出来ます。
それでは各色の特徴について説明していきます。
●ネイビー/ブルー系コーデ
寒色系のブルーは、冷静さや知性、忠実といった硬い印象から清涼感や清潔感といったさわやかなイメージも感じさせる色です。冷たいイメージは水を連想されるからです。
また、ネイビー(紺)は紳士的で、落ち着いた印象を与え、大人っぽい雰囲気を醸し出してくれます。
メンズゴルフウェアのコーディネートにおいては、上下同色系でまとめても、ボトムスにベーシックカラーの白やオフホワイト、ベージュでまとめても、非常に上品で落ち着いた雰囲気でまとめやすいカラーコーデになります。
●サックスブルー系コーデ
パキッとした印象のブルーやネイビーと比較すると主張は控えですが、より上品で、爽やかな雰囲気と清潔感をイメージさせます。
こちらにピックアップしたスナップのようにオフホワイトとの合わせで落ち着いた色通しで合わせても、強い日差しを受けるゴルフ場で、瑞々しさを増すサックスブルーを際立たせてみてはいかがでしょうか。
●同系色コーデ
清潔で明るく、純粋、素直、真実といったさわやかでピュアな印象を与えるカラーコーディネートです。
テレビのPGAツアー等では、同色系のコーディネートをするツアープロを多く見かけますね。
●モノトーンコーデ
ゴルフ場でカラフルなゴルフウェアが多くみられましたが、近年ではモノトーンのコーディネートをするメンズゴルファーも多くみられる様になりました。
シックで落ち着いた雰囲気で、意志の強さを表す色でもあり、大人っぽい印象を与えるコーディネートです。
●赤(レッド)系コーデ
赤系は明るく、活発な印象や情熱的で燃えるようなイメージのカラーです。
ネイビーや白、オフ白、ベージュと言ったベーシックカラーとも高相性です。
ゴルフ場では若々しさがありながら、活発なイメージを与えられます。
●ピコロール配色
コントラストのはっきりした配色のことを ピコロール配色と言います。そんな配色のキーになるのが白やオフ白、グレーといった色の使い方です。例えば、パンツが白であれば シャツは かなり派手な色であっても 全体としては 心地の良い華やかさ(派手さ)を演出することができます。
それぞれゴルフウェアのカラーをご紹介しましたが、それらに合わせて帽子、ベルト、靴、グローブの色もコーディネートすると、さらに配色のバランスが良くなり、ますますゴルフへのテンションがアップします。
それでは、皆様にとって、素敵なゴルフライフをお過ごし下さい。